|
■よりよい社会を目指して
青年会議所は現在、北は稚内から南は八重山まで、全国各地752カ所にあります。戦後まもない1949年、青年がお互いに切磋琢磨し、未来の日本を担うリーダーとしての基礎を確立し、情熱を燃やして「よりよい社会」を築こうとの目的の下、経済界で活躍していた青年たちが集まりひとつのグループが生まれました。それが黒川光朝(初代青年会議所会頭)を中心とする先輩たちが設立した東京青年商工会議所(商工会議所法制定に伴い、後、青年会議所=JCと改称)です。やがて先輩たちの熱い想いは全国に届き、熱意あふれる行動力を結集しようと、全国に青年会議所が誕生していったのです。現在私たちは、先輩たちの意志を大切に受け継ぎ、JC運動の三信条(奉仕・修練・友情)の下、「よりよい社会づくり」を目指して活動しています。
■奉仕=サービス
地球上の各地域で、青年の力が求められています。地球上に暮らすすべての人の幸せを願い行動する私たちは、国境を越え、地球を舞台に活動しています。その内容は、地域の人々とともに行う青少年教育、環境保全などの諸問題を含むまちづくりから国際貢献にいたるまで、広範囲にわたります。自らの時間を投資し、積極的に奉仕活動に参加する。それは私たち青年の責任であると考えています。
■修練=トレーニング
青年会議所の第一の目的は、まちづくりをはじめさまざまな事業を企画開催し、これらを通じて自らがリーダーとなり、行動を起こすことのできる魅力ある人材となること。つまり、自己トレーニングを行うことにあります。私たち青年は「よりよい社会づくり」の大切な原動力です。そのエネルギーを行動力に変えるため、日々トレーニングを行っています。
■友情=フレンドシップ
各地域で活動を行う青年会議所の調整期間として、日本青年会議所(日本JC)があります。日本青年会議所は、全国から出向したメンバーで構成され、各地青年会議所のアシストをはじめ、指導力開発、行政改革運動、地方分権運動、もったいない運動、国際貢献、環境問題に対する行動など、国内はもとより世界を舞台に活動しています。1951年、日本青年会議所は国際青年会議所(JCI)に加盟し、私たちは志を同じくする仲間との友情を、日本全国、そして世界に広げることとなりました。青年会議所のマークには国連のマークが使われています。世界の青年たちと深い友情で結ばれている青年会議所は、国連のマークの使用が許された数少ない団体のひとつです。また、日本青年会議所は、92年にリオデジャネイロにおいて開催された地球サミットに、公認NGOとしての参加が認められ、地球を愛する私たちの想いを世界の人々に伝えることができました。しかし、私たち一人ひとりの力は決して大きなものではありません。会員同士のフレンドシップがあってこそ、はじめて「よりよい社会」の実現に近づいていくことができるのです。
■青年会議所の特徴
豊富な経験が、社会をリードする優れた人材を育成する
青年会議所は、青年の情熱から生まれる果敢な行動力を結集すべく組織された青年のための団体です。よって、すべての会員は40歳を越えると現役を退いてOBにならなくてはなりません。この年齢制限は、青年会議所の最大の特徴でもあります。
人種、国籍、性別、職種、宗教の別なく、20歳から40歳までの品格ある青年であれば、自由な個人の思想によって住居する地区の青年会議所に入会することができます。
各地の青年会議所の理事長をはじめ、役員の任期はすべて1年で終了します。青年会議所は会員個人が優れた社会人となるための自己トレーニングを行う団体です。1年任期でさまざまな役職を経験することによって、自己修練を積み、その成果を個々の活動にフィードバックさせてゆくことができます。ての参加が認められ、地球を愛する私たちの想いを世界の人々に伝えることができました。しかし、私たち一人ひとりの力は決して大きなものではありません。会員同士のフレンドシップがあってこそ、はじめて「よりよい社会」の実現に近づいていくことができるのです。 |