一九四五年を契機として、国際団体、国際運動が非常に活発になって来た事はご承知の事と存じます。
 宗教芸術の世界が、そしてスポーツのそれが、国境を超えた人間性に依って交わって居るならば科学に世界に、政治の庭にそして尚経済の分野にも同じくそれらが培われ社会組織の発展につながって行く事は理の当然と言えましょう。一九一五年秋、アメリカ合衆国セントールイス市に於いて、同市の青年たちが地域社会の改善と発展をめざして、新しい団体を作り此の運動を通じて、よりよい世界の実現に努力しようと願ったのも又一九四九年第二次大戦の荒廃した国土を再建するために“青年の力で新しい社会を”のスローガンを掲げて、日本青年会議所の発足をうながした事実も皆青年の情熱を結集したいぶきに外なりません。
 目を我が池田市に転じてみましょう。一九五八年経営上の協力と繁栄、社会への奉仕、品位ある交友を会是として、北摂の古都田園都市池田に新風を送りこんだ青年活動団体こそ現在の池田青年経営者会で有ります。池田青年経営者会が意欲有る新進経営者を結集して、自己修練はもと依り、地域社会の改善と発展に寄与してきた事実も又以て前記した通り青年の情熱の結果と云わずして何と申すべきで有りましょう。此度此の趣旨による運動の強化と社会奉仕活動を推進すべく池田青年経営者会を発展的に改組し、茲に新たに池田青年会議所の設立を企画致した次第で有ります。
 青年会議所がService Training Friendshipの三つの行動目標を以って居る事は青年自身が自から以って居る社会的影響力に対する自信と自負を自覚させるもので有る事は茲に表明する迄の事もなく積極的な行動団体として倣漫をつつしみ次代の担い手として実力見識を涵養し集る人の友情は隣人にそして同胞にやがては国際的親善関係に迄そのヒュマニズム精神の展開を期待するもので有ります。人間と人間の結びつきが、一都市から国家へさらに全世界へと育成される事実こそ我々が望む理想世界の姿で有ります。
此の趣旨を深く身にきざみ堅実に着実に実践して行く事を誓い、池田青年会議所の設立趣旨として御声明申し上げます。

昭和参拾八年四月壱日
池田青年会議所 設立発起人会


1963年、我が池田の地に池田青年経営者会は、
Service Training Friendshipの三信条を目標に理想世界を目指し、
池田青年会議所を設立しました。
そして、池田青年会議所は未来への夢と共に歩みはじめるのです。


「池田JC運動指針(宣言文)」


 我々、社団法人池田青年会議所は、「ひと」「まち」を大好きになれる 「思いやり」のある事業を展開し、我々の郷土「いけだ」が 大きな心をもったふれあいのあるまちになるよう、時代の先駆者として考動することを宣言する。

上記の宣言文になった理由
「ひと」「まち」を大好きになれる「思いやり」のある事業を展開し、の説明

  今年度、社団法人池田青年会議所は、1.こどもの「こころ」の健全育成事業・2.コミュニケーションの大切さを再認識していただける事業・3.大人の意識を改革していただける事業という、3本のテーマのもと、「大好き」という言葉をキーワードにして記念事業をおこなってまいりました。この「大好き」という言葉は、人は何事に対しても大好きになれば、それにのめり込んでしまうように、「ひと」や「まち」に対しても同じことが言えると思います。そしてそれは「ひと・まち」を大好きになれば、「ひと・まちに対してやさしく」なれる→「やさしく」なれれば、「おもいやり」のあるひとになれる。→人に対しても・まちに対しても・思いやりがもてる。という流れになって必ず「思いやり」がうまれてくると思います。

大きな心をもった ふれあいのあるまちになるよう、の説明
  「大きな心をもった」という抽象的な言葉であるが、この言葉はどのような心(世界に誇れる池田をつくろう・愛・元気)も包括でき、また永年社団法人池田青年会議所が使用してきた「ふれあい」という言葉を使用することにより、それを目指した「ひと」「まち」づくりができるよう創造するという意味合いです。

時代の先駆者の説明
 1. JCは現代の問題についてなど、何か活動を起こして、それを啓発活動していく
団体でなければならない。
 2. JCは何か活動を起こして、それを移管していく団体でなければならない。
 3. JCは市民と行政のパイプ役にならなくてはならない。
 すなわち、時代の先駆者にならなくてはいけません。

考動の説明
 その時代ゝにあった問題など常にタイムリーに物事を捉え考え、青年らしく行動していくという意味合いであります。
 上記の言葉の意味説明により、また社団法人池田青年会議所がこの先5年間目標にできる言葉として会議の結果この運動指針を決定させていただくことにいたしました。そしてこの先5年間、池田JCメンバーがこの「池田JC運動指針」を基本ベースとして事業を考え、自分たちの考えついた具体的な事業をこれに添わせていくと、その時代ゝにあった社会に役に立つ事業をおこなっていけるものと確信しております。

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